ジーザックの旧ブログです。今後の更新はありませんので、新ブログ『ファイター日報』をブックマークしてください。 https://gzac.yamatoblog.net/
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朝工場に来ると、シルバーだったアウターチューブがブラックに!! 夜中、小人達がペイントしたのでしょうか?!(笑) スプリングは自由長の指定がありますので、へたっていないか測定します。 ダンパーとリバウンドスプリングをインナーチューブに入れます。 ダンパーをインナーチューブ下部から出し、オイルロックピースを差し込みます。 それらを、アウターチューブに指し込み… ダンパーとアウターチューブを固定します。ガスケットワッシャーは新品。ボルトにはネジロック剤をぬりましょう。 このボルトは20Nmのトルクでしまっています。 中のダンパーと供回りしてしまいますので、スプリングを入れ、圧をかけてから締め付けます。 バックアップリングを入れ… ↑偉そうな名前だけど、スペーサーです(笑) オイルシールを入れます。 オイルシールは表裏がありますので、気を付けましょう! 上の刻印が見える方が表です。 昔、他のお店でフォークオーバーホールしたのにオイル漏れが直らないと見てみたら、逆に入っていたことがありました!しかも片側のフォークだけ(笑) 気を付けないといけませんね。 シールは圧入でシールドライバーと言う特殊工具(ただの鉄パイプですけど)で入れるのですが、あいにくこのサイズのシールドライバーは持っていません… 「さーて、どうしよう…」 トリケラトプス並みの脳みそで考えます!! 缶スプレーやら色々探しても、中々いいのがありません… と、ピッタリの材料がありました!!! 事故で曲がってしまったハーレーのインナーチューブ!! バール代わりに便利なので保管してた物です♪ しか~し!! まっすぐに修正した時のヘコミが邪魔でシールまで届きません… 短くカットします! 切った残りは短いので、バールとしてはもう使えませんが、その時にまた考えましょう(笑) シールが傷つかない様にあたり面を整えて完成!! しかも、サビないようにメッキ処理!最初からですが…(笑) 4ミリ厚のパイプが曲がるなんて、事故って恐いですね~。 シールに合せてみると、寸法バッチリ!! ワンオフシールドライバーでシールを叩き込み、スナップリングを取り付けます。 本家HP【G.F.Products】でも紹介したことのある、特選イチゴシロップを入れます! フォーク内の気泡を取り除き、油面調整。 余分なオイルは注射器で抜き取ります。 スプリングは上と下で巻き数が違う不等ピッチスプリング。 通常、巻き数の多い方を下と言われています。 巻き数が多い方が重量が重い分、下にした方が安定する為だとか。 逆に巻き数が多い(重い)方を上にするとどうなるか? サスペンションは上方向へ動きますので、ホイールやブレーキ関連のパーツの重量が軽い方が動きは良くなります。スプリングの重い方を上にすると、下側は軽くなるので、動きが良い?? 私の結論は「どっちでも良い」と思うのですが。どうなんでしょうかね~。 CB125Tの場合はさらにスプリングの巻き数が少ない方がテーパー状になっています。 この場合はメーカーの指定通り、テーパー側を下にして入れます。 ダストシールをはめて、もう一本のフォークも同じように組みます。 フォークを車体に取り付けたら、ステムナットを締めます。 ここは74Nmのトルクですので、トルクレンチでしっかりと! ステアリングにガタや重くないか確認し、気に入らなかったら、ステムベアリングの締め付け具合を調整します。 黒く塗ったら少し引き締まったでしょ?! ↑クリックして、その先で【G.F.Products NEWS】を見つけてクリックすると、サンタさんがプレゼント持ってくるかも(笑) 現在59/386位!あら、50位ランクインまで一歩遠のきました…^^;
こんにちは。 CB125Tのフォークメンテナンスについてお伺いしたいのですが、油面は何mmで調整されているのでしょうか? フォークオイル量は128cc±2.5ccとのことしか分からず油面調整に関する数値を教えていただきたくコメントさせて頂きました。
こんにちは。 マニュアル記載は194.3mmになっています。ご参考ください。