ジーザックの旧ブログです。今後の更新はありませんので、新ブログ『ファイター日報』をブックマークしてください。 https://gzac.yamatoblog.net/
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
スプリンガーサスペンションです! スプリンガーはかなり重いですので、ステムのメンテナンス周期が他のモデルに比べて早いです! 今回は別件でフロント周りを外したので、ついでにベアリングのチェックです。 ベアリングレースに等間隔に縦線が見えますかね? 指の腹で触るとかかなり波打ってボコボコになっておりました。 レースがボコボコになるほど摩耗していますと、車体を取りまわしただけで「?」と思うはずです。 走らせれば勝手にハンドルが真っすぐに動こうとしたり…。 しかし、スプリンガーの場合は摩耗による症状より重量が勝っているので、気が付かない事が多いです。 定期的なメンテナンスをより心がけなくてはいけませんね。
今回はフォークオーバーホール・ブレーキキャリパーオーバーホルがメイン。 そこまで作業するなら、ついでなのでステムのグリスアップもしちゃいます! フォークのダストシールドはご覧のように… オイル漏れも激しいのでリフレッシュします。 ブレーキキャリパーもオーバーホールしますので、先にブレーキオイルを抜いて、キャリパーを外しておきます。 キャリパーのピストンがサビてしまい、ブレーキが引きずったままでした。 おかげで、取り回しはハーレーより重かったり… ブレーキパッドも剥離してたり… ディスクも磨耗しまくってたり… ちなみに、使用限度は4.00㎜ 走行4000キロ台でこんなに磨耗しているって事はブレーキ引きずったまま乗ってたって事?! ヤバイね(笑) 相手方が整備中にメーターギヤを破壊したらしいです。 メーターに何か細工でもしようとしたのでしょうか?(笑) ホイールはオイルシールやカラーまでシルバーにペイントされてました! 子供がお父さんの大事なツボを割って、セロハンテープでごまかした…みたいな(笑) その場しのぎは辞めましょうよ!! メーター側に付いている、スタッドボルトです。通常は左のように埋め込まれて固定されているのですが、ほう片方はもげてしまっています。 こ…これは…、「かっこ悪い長方形のメーターを交換しなさい」と神の御告げか…?!(笑) さて、ステムに戻りまして、ここまでバラしました。配線引っこ抜いたり時間かかってます。 このような、整備性悪い箇所にこそグリスニップルを付けるべきだと思うのは私だけ?! スイングアームにニップルをつけようと思ったなら、ステムにもつけましょうよ!本田さん!! ステムベアリングです。左は下側のベアリングボール。グリス切れでコロコロと転がります。 右は上側のベアリングボール。ダストシールドのおかげで、グリスは残っています。 古いグリスを取り除き、清掃して新しいグリスを塗りまくります! (別に塗りまくらなくてもいいですが…笑) 組み付けて、調整して完了! 次回はブレーキ編?フォーク編? ↑クリックして、その先で【G.F.Products NEWS】を見つけてクリックすると、僕が涙を流して喜びます(笑) 現在92位!二桁突入!!皆さんのおかげです!!次は50位を目指しますか~!
今回は左側です。シフトタッチが硬いのでグリスアップします。 前回と同じです。可動部にグリスを塗ってやりましょう!! サイドスタンドも動きが渋かったのでグリスを塗ってやりましょう!! ステップ外したついでに、フロントスプロケットカバーも外して中を点検です。 中には得体の知れない何かが…! こうゆうの苦手デス… スプロケットカバー内には、スイングアームを分解しないで給油できるグリスニップルが付いています。 注射器みたいな専用の工具で給油します。反対側は錆びていて、グリスが入っていかないので、コチラのニップルを取り付けて給油。 そして、パーツを元に戻して完了です! 次はケーブル類の給油です。 スロットルを捻ると動きが渋い。完全にオイル不足です。 何回にも分けてしっかりと浸透させます。 グリップ部分も忘れずに給油。 スコスコと軽~く動くようになりました♪ やっぱ、スロットルはこうでないとね!! 反対側のクラッチケーブルです。 レバーを握るとギシギシいってます(笑) この状態なら最近のハーレーの方がまだ軽いし(笑) エンジン側に付いているクラッチケーブルのメイン調整用部分です。 取り付け方がおかしいです。 正しくは… ナットで挟むように取り付けます。 ワイヤーに給油して、レバー部も給油します! そして組み付け。 うん♪軽いなった♪ ウインカーのスイッチの動きも渋いので、分解して給油します。 こういった、手で触る箇所の動きが良くなると、乗っていて気持ちがいいものです!! キャブレターオーバーホールした時に戻し忘れたのでしょうか…。 気をつけないといけませんね。 ↑クリックすると僕が喜びます(笑) 現在110位。あと少しで二桁!!
通勤マシン用に仕入れたCB125T。 キャブレターオーバーホール済の車両をネット販売で仕入れたのですが、届いて実物を目にすると、それはもう…(笑)現状では恐ろしくて乗れません。今後のGFPニュースでまた書きますが。 バイクに詳しくない方はこのまま乗っちゃうんだろうな…。 相手は物売り。私は技術を売る仕事ですので同じバイクを扱っていてもギャップを感じちゃいますね。 とりあえず、安心出来るレベルまで整備しましょうかね~! 長期放置車は問答無用でエンジンオイルの交換です。 ふ~ん。CB125Tはオイルフィルターが無いんだ~!! オイルを抜いている間にプラグでも確認しますか! んっ?プラグコードがきちんとプラグに入ってないし…(笑) プラグは新品に交換してあるみたいです。 プラグコードは硬化してカチカチ。交換したいけど、まずは乗れる状態にするのが目的。 エレクトリックグリスを塗ってからプラグコートを取り付けます。
保管車の始動の儀式を行ってエンジンを始動させます。(今更遅いかもしれないけど…) 長期保管車はシリンダーに油膜として残っているオイルがクランクケース内に落ちてしまいます。 その状態でエンジンを始動するとシリンダー・ピストンにキズが付き、オイル上がりの原因になってしまいます。 エンジン始動前にプラグホールから燃焼室にオイルを注入し、ギヤを入れ、リヤホイールを回してピストンを動かし、馴染ませてから始動させます。欲を言えばヘッドカバーを外して、バルブ周りにもオイルを注入したいですよね。 保管後のエンジン始動の儀式は知らない方が多いです。 多分この車両はキャブレターオーバーホールしただけで、エンジン始動してしまったと思います。 私にとってはエンジン不動のままの方が良かったのですけどね(笑) 他人の整備を信用しない…。整備士の悪いクセですね(笑) まあ、車両の状態から儀式を行ったとも思えませんが。 オイル交換をしている時に気が付いたのですが、何か変です(笑) 丸印のボルトがブレーキペダルのストッパーの役目をしているのですが、ペダルがボルトの裏にあります。 転倒で内側に入ってしまったのでしょう。 しかし、ペダルの遊びが適正に調整されていたって事は気が付かなかったのか、見なかった事にしたのか? 力技ですが、ブレーキペダルをガツンと直します。 ペダルを外したついでに、ブラケットのブッシュもシャフトもグリス切れしていましたのでグリスアップします。 アルミ製ブラケットには腐食が……。 ポリッシュかペイントしたい…。ああ~、悪い癖が……。 いやいや、安心して乗れるようにするのが目的!! 反対側のブラケットを外すのはスイングアームも外さないといけないし、ガマン×2(笑) 各パーツを清掃しグリスアップして… 組み付けます。ブラケットの一部はスイングアームシャフトと共締めですので、トルクレンチで規定のトルクで締め付けます。トルクが強いとサスペンションの動きが渋くなりますし、ベアリングの早期磨耗。弱いと走行中にガタが出てしまいます。 (続)変だぞシリ~ズ~!! ペグにはバンクセンサー(ライダーに地面が近づいていることを知らせる安全装置)がついているのですが、 位置が変です。正しくは… こうです! 転倒でバンクセンサーが歪んでしまい、正規の位置に付けられなかったのでしょうか。 3次元の修正は難しいのですが、バイス・ハンマー・神への祈りで上手く修正できました♪ 写真だとごく僅かですが、2本ラインの内側と外側が並行ではありません。 ステップが若干、後ろに傾いています。 これを、おかしいと思える人間の目って素晴しい!!! ペグは曲がっていないので、最初からのようです。ペグは可動式になっていて、ストッパーの役目をしている丸印の部分を削って、落ち着く位置に調整します。 いや~!右ステップだけでこんなにやる事があるとは!(笑) 果たして私はこの車両に何時になったら乗れるのでしょうか?(笑) 人気ブログランキングへ ↑クリックすると僕が喜びます(笑) 現在170位だって!先は長いやね~